「日光」
菊池樹

この度、建築学生の視点から日本文化を紹介するガイドとしてお声掛けを頂き、アンドレア神父、スダカル神父、ヴィンセン神父のお三方と2泊3日で日光を訪れました。 旅の行程としては、初日は日光の街を散策し、2日目にメインとなる日光東照宮と輪王寺、田母沢御用邸記念公園を訪ね、3日目は中禅寺湖の旧イタリア大使館と大谷資料館(大谷石の採掘場跡)を訪問致しました。 私が説明をしたのは主に2日目。かなり長々とした解説だったとは思いますが、とても関心を持って聞いて頂き、私も安心してガイドすることができました。 まず輪王寺では、修行や仏像の説明や、御朱印集めなどの最近の流行についても触れました。ここでは修復現場も見学し、式年造替など寺社の後世への残し方についての話も致しました。 メインの日光東照宮では、神道・仏教の歴史から各建物・各彫刻の解説まで、かなり詳しく説明をしながらゆっくりと参拝を致しました。また神社での参拝の作法を改めて学べる良い機会にもなったかと思います。 2日目の最後に訪れた田母沢御用邸では、“日本建築とはどういうものか”という概念的な説明から、床の間や畳の敷き方などの作法的な部分も説明致しました。時折施設ガイドの方にも解説して頂き、私自身にとっても大変学びの多い時間でした。 私は今回、日光の寺社建築や住宅建築を通じて日本文化についての説明をさせて頂きました。 宗教についてはもちろん建築についても勉強中の身であり、至らぬ点も多かったとは存じますが、神父様方の今後の職務の中で少しでも活かせる知識をお伝えできていれば幸いです。