「待降節のための黙想会」

「天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。 ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。 天使は、彼女のところに来て言った。『おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。』 マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。 すると、天使は言った。『マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。 あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。 その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。』マリアは天使に言った。『どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。』 天使は答えた。『聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。 あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。 神にできないことは何一つない。』 マリアは言った。『わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。』そこで、天使は去って行った。」(ルカによる福音書1・38)

 11月25日(土)ミラノ会東京本部にて、アンドレア・レンボ神父さまによる「待降節のための黙想会」が開催されました。前赴任先の習志野教会で3月まで行われた神父さまの聖書講座を受講したメンバーで、片道2時間近くをかけて参加しました。

今回のテーマは『受胎告知とエリザベト訪問』でした。マリアが受けた"良い知らせ''は、その時のマリアにだけではなく、現代の私たちにも何度も起こる出来事であること。またイエスを宿したマリアのエリザベト訪問は、新約と旧約の出逢いであり、最初の宣教であったことなど、神父さまのご講義は、私たちにとって新鮮な驚きと気付きに満ちていました。二千年も前の聖書の中の出来事が、古(いにしえ)のことではなく現代の私たちにとっても身近な出来事であると気付かせてくださいました。

 沈黙とわかち合いのあとは「テゼの祈りの集い」をしました。

 ほとんどのメンバーがテゼの祈りの集いに参加するのは初めてでしたが、静かで美しいテゼの歌と沈黙に、恵み豊かな黙想の時間を持つことができました。

村上 百合江