「祈りと協力に支えられた在俗会―LMC―、 ただいま成長中」

 昨年9月に東京大司教区菊地大司教さまより活動の認可をいただき、霊的指導司祭にミラノ外国宣教会のルカ神父さまを迎えた「神の愛の宣教者在俗会、"Lay Missionaries of Charity"」(以下LMC)は、日本において産声をあげたばかりの小さな共同体です。シスターのお声掛けによってメンバーが集まり始めてから2年数ヶ月の歳月が流れていますが、はじめの頃は迷走の連続でした。家族の聖化を第一の使命と認識しながらも、LMCという在俗会の正しい在り方がわかりませんでした。漠然とした想いで「入会したい」と呼びかけに応えた私たちですが、完全な受け身の姿勢で招かれたお客さまのような状態が長く続きました。在俗会がどのように集まり、どのように活動すべきなのかを記した会則がまだ日本語訳されていなかったのも大きな要因でした。ありがたいことにあらゆる協力者のご尽力のお陰で、日本語版会則は昨年の夏に完成し、学習開始にこぎつけました。また、ローマへ渡り、LMC創設者とローマの活きたLMCの皆さんから直接指導を受けた一人のメンバーの帰国が、私たちの意識を大きく変革へと向かわせてくれました。

・「在俗会」はその名の通り、在俗のメンバーが積極的に関わる姿勢を示す必要があること。

・ 何かを得るために参加するのではなく、むしろ自分が持つもの(能力)を会のために差し出す意識が必要であること。

 私たちに欠けていたのはまさにこうした「自分が率先して行動に出る」意識でした。このように鮮やかに愛の目覚ましパンチを受けた私は、シスターや霊的指導司祭と会を繋ぐグループリンクという役割を果たすこととなりました。「お客さま」から一変してこの役割を果たす中で、この活動には少なからず苦しみが伴うことも知りました。入会の道をあきらめようと思ったこともしばしばです。それでも辞めないでいられるのは、創設者の言う通り、「これは神さまからの召し出し」だからなのでしょう。 

 在俗会として取り組むべき課題は現在も山積みですし、会もメンバーもまだまだ未熟です。ですが、これまでも国内外の多くの人々の祈りと協力によって私たちは成長を遂げて来ました。これからも神さまへの信頼の内に進むことさえやめなければ、在るべき姿に近づいていけるだろうと信じて、今日も与えられた使命を果たすため活動を続けています。

2020年3月9日
LMC島原久美子

コルカタの聖テレサのお墓
インド、コルカタのマザーハウス(2019年2月7日)

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