秦野教会創立70周年:感謝の言葉

 カトリック秦野教会は、1951年12月8日、宣教司牧しているアトメント・フランシスコ修道会によって創立されました。私たちの秦野教会は聖ペトロに捧げられています。秦野教会の創立70周年を迎えるに当たって、去年6月から、私たちの共同体の信仰の歩みとして、「感謝」をテーマにしました。つまり、わたしたちのキーワードは「感謝」ということでした。

 まず、私たちは日常生活の中で、「神に感謝」という言葉をよく使っていますね。神様に感謝をするとき、私たちは神様無しでは生きていかれないことを実感します。神様に感謝をするとき、神様がどれほど偉大で憐れみ深いかを味わい知ることができます。神様に感謝をすることによって、神様に寄り頼むようになります。つまり、神様を中心に考えるということです。また、秦野教会で、司牧した司祭によって、洗礼を受け、神様もとに導かれたことに対して感謝の気持ちを持つことは大事だと思います。あの時、あの司祭と出会ったことによって、今の自分がある、あの司祭と出会わなかったら全く違った人生を歩んでいただろう、ということが誰にでもあるのではないでしょうか。

「すべてのことを感謝して受け入れる者は、心の喜びに満たされます」The best way to live a life of happiness is to live a life of gratitude. 和訳すれば、「幸福な人生を得るための方法は感謝の心の人生をおくること」です。そのような感謝の心を持って生きることは大事だと思います。

 梅村正弘司教様がきてくださって、カトリック秦野教会の創立70周年記念ミサを捧げすることが できたことに心より 感謝いたします。また、本日のミサの為に、準備に携わった皆様、感謝のミサにご理解ご協力を頂いた信者の皆様に感謝です。

 みなさん、秦野教会創立70周年の祝いの喜びを周りの人々に伝えていくことができますように、祈りたいと思います。

カトリック秦野教会
主任司祭 スダーカル ヌカポグ